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モッサンの果樹栽培

消失した地味なブログを地味に復旧しています。

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ドイツ大玉スグリ

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2004年に緑山ハーブガーデンナチュラパスより購入。2007年に初収穫した。

色や形はアメリカスグリの「ピクスウェル」と変わらないが、果実の大きさが全然違う。デカイ!直径で2倍はある。

葉の形なんかもほとんど同じで、果実がなるまでピクスウェルと区別がつかない。。。と思ったら、違い発見!

新芽が動き出す時期が早い。これは育成地(ヨーロッパ)が寒冷地だからだろうか?明らかにピクスウェルより10日は早い。

今年も食いごたえのあるデカイ実をたくさんつけてほしいもんだ。

ところで、僕はこの「スグリ類」にちょっと不満があり、それは「品種名がハッキリしているものが少ない」ということ。

「ドイツ大玉」って、まさかこれが品種名ではあるまい。

イギリスとかのナーセリーサイトを覗くと、ちゃーんと品種名が明記している。

品種にこだわる僕としては、こうであってほしいのである。

もう、輸入しちゃおうかな・・・メンドクサイケド・・・英語ワカランケド・・・・・

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開花コントロール!?


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屋上の鉢植えリンゴ、「あおり16」は葉が出てきたのに「あおり12」は全然動きがない。品種が違うから、と言ってしまえばそれまでだけど、何かおかしい。

コガネムシ検査はしてあるから、根に異常があるとは考えにくい。

よく観察すると、元気がないのは「あおり12」だけでなく、その周辺に置いていた「彩香」「スターキング」もイマイチ・・・・

南側で、日当たりは一番いいはずなのに・・・

・・・ん?南側?

じっさいに「あおり12」を置いてある場所に行ってみると・・・

「さ、寒っ!」

そこは冷風が吹いていたのであった。

犯人は、エアコンの室外機だった。

部屋を暖めれば、当然室外機から冷風が出る。その冷風を浴び続けた「あおり12」と仲間たちは休眠を完全に打破できずにいたんだろうと思う。

ちなみに気温を計ってみると・・・昼なのに7℃。これでは冬眠してしまう。

急いで「屋上のツンドラ」から鉢植えを移動した。

ん?

これって、「ヒメリンゴ」の早すぎる開花を抑えることができるのでは?

さっそく「ヒメリンゴ」を「屋上のアラスカ」へ移動した。

この逆の発想、開花がうまく1週間遅れてくれれば、他品種と足並みが揃う。

結果はあとで

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授粉相性

人工授粉、去年のように開花してから慌てないようにしたい。

今年開花見込みの品種を対象に、どの品種にどの花粉を授粉すれば結実率が高いかを「s遺伝子型」に基づいてメモしておくことにした。

ふじ(s1,s9)

 完全和合=王林、つがる、メイポール

北斗(s1,s7,s9)

 完全和合=メイポールのみ

 不完全和合=王林、あいか、ぐんま名月、こうたろう、つがる、世界一

 (ただし、3倍体で花粉粘性が悪く、この品種の花粉で授粉不能)

むつ(s2,s3,s20)

 完全和合=ふじ、紅玉、アルプス乙女、メイポール

 (ただし、3倍体で花粉粘性が悪く、この品種の花粉で授粉不能)

トキ(不明なので両親のs遺伝子全てを考慮して、s1,s2,s7,s9)

 完全和合=現状メイポールのみ

 不完全和合=あいか、ぐんま名月、こうたろう、つがる、世界一

星の金貨(不明なので両親のs遺伝子全てを考慮して、s1,s2,s9,s28)

 完全和合=つがる、メイポール

(2倍体だけど花粉粘性が悪く、この品種の花粉で授粉不能)

王林(s2,s7)

 完全和合=ふじ、あいか、ぐんま名月、こうたろう、世界一、アルプス、メイポール

 というか、自家結実性が強いので問題なし

あいかの香り(s3,s9)

 完全和合=王林、紅玉、アルプス、メイポール

ぐんま名月(s1,s3)

 完全和合=王林、紅玉、メイポール

ジョナゴールド(s2,s3,s9)

 完全和合=メイポールのみ

 不完全和合=ふじ、トキ、王林、ぐんま名月、こうたろう、つがる、紅玉、アルプス

あおり12(不明で片親のs遺伝子わからず、s7,s20だけメモ)

 和合性特定できないので、s7とs20を持たない品種を授粉する

 たぶん不完全和合=ふじ、あいか、ぐんま名月、こうたろう、世界一、アルプス、メイポール

こうたろう(s1、s3)

 完全和合=王林、紅玉、メイポール

つがる(s3,s7)

 完全和合=ふじ、メイポール

紅玉(s7,s9)

 完全和合=ぐんま名月、こうたろう、メイポール

世界一(s3,s9)

 完全和合=王林、メイポール

アルプス乙女(s1,s9)

 完全和合=王林、つがる、メイポール

メイポール(s10,s16)

 ほぼ全品種と完全和合で自家結実性あり

姫リンゴ(不明・・・だけど自家結実するので問題なし)

 

以上。

授粉樹としてはメイポールが一番重宝するが、何せまだ2年生。今期は1ヶ所しか花芽がない。大事な花粉はジョナゴールドに使う。

赤字が第1候補の授粉樹である。

開花時期がズレた場合は他の候補を授粉すればいい。

来年はメイポール、たくさん開花してほしい。そうすればこんな授粉相性とか考えなくていい。

さあ、ボンボン10本ほど買っておこうdash

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キイチゴも動き出した

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ラズベリーやブラックベリーが葉を広げ始めた。

鉢内のあちらこちらからサッカーが顔を出してきた。

「枯れた?」とカン違いしそうな前年枝からも葉がモサモサと出てきて、シーズンインである。

品種によって動き出す時期が違う。ラズベリーで一番早かったのは「サマーフェスティバル」だった。次いで「ファールゴールド」、次いで「インディアンサマー」諸々・・・

這い性のブラックベリーやハイブリッド種では「ボイセンベリー」が早かった。

ブラックラズベリーとタイベリーは、まだ葉を広げていない。

昨年は、ほぼ「放置栽培」で5~6キロの収穫があったので、今年は少し気合を入れた。

3月に堆肥を投入し、肥料も多めに与えてみた。ものの本には「ラズベリーは短期間に開花・結実・完熟するので即効性のある化成肥料がオススメ!」みたいに書かれているが、僕はどうも、あの白いツブツブで美味しい果実ができる気がしないので「玉肥」を使った。

去年株分けした小苗にだけは化成肥料を与えてみた。

さぁ、やることはやったぞ。

開花時期に雨ふらなきゃいいな。

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接木にチャレンジ

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初めて「接木」というものをやってみた。

リンゴは、ホームセンターで丸葉台の「つがる」を798円で購入。つがるの部分を3~4芽残してカットし、ジジババ宅に地植えしてある不調のシナノゴールドから枝を取ってきて「切り接ぎ」にした。ビニールの中が「シナノゴールド」。下が「つがる」のアベックフルーツの完成だ。

両者の交配和合性を表すs遺伝子型は、「つがる」が(s3,s7)で「シナノゴールド」が(s1,s3)なので、s3がかぶって「不完全和合」となる。相互に50%の結実率ということになる。


ブルーベリーのほうは、穂木は「スパータン」を切り接ぎした。樹勢が強く、耐寒・耐暑性にメチャ優れる「ブルージェイ」を台木にした。

他にもラビットアイ数種を台木に試していて活着待ち。


接木のポイントは、台木と穂木の「形成層」をピタッと合わせる事。ブルーベリーは細いので、形成層がとても薄く、合わせるのに一苦労である。接木成功率が低いのも頷ける。

何鉢が活着成功するのやら。

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レッドカラント実生5年生

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じつは2004年にレッドカラント(赤房スグリ)の種もまいていた。

15センチポットでスクスク育って、今年とうとう花をつけた。

7株のうち、開花したのが5株もあった。残る2株は、カイガラムシとコガネの幼虫にやられていたので、今期は養生する。

外国では品種がたくさんあるが、日本で売られているのは「レッドカラント」としてである。

あまり品種改良が進んでいなさそう・・・ニヤリ

とりあえず、果実がついたら追記する。

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ピクスウェル定植

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庭の南側は、隣家と塀によって日当たりが悪い。夏至の日でも16:00を過ぎないと日光が来ない。

何も植えないのも殺風景なので、試しにスグリ属を植えつけてみた。挿木苗がたくさんあったので。

これでピクスウェルの日陰耐性が明らかになるはず。

スペースが余ったので、奥に房スグリ(レッドとホワイト)も植えてみた。

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オリジナル品種候補

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大量の実生株のうち、去年は3株が結実して1株が優秀な特性を持っていた。

今年は新規に4株が花芽つきである。忘れた頃に初開花するのが果樹なのである。いつの間にかもう5年目かぁ・・・

100株近くあった実生苗は、自然枯死したり、水切れや暑さで死亡したりで8割が淘汰されてしまった。今残っているのは、ちょっとやそっとじゃクタバラナイ強じんな株である。

だから、たとえ米粒ぐらいの果実しかならなかったとしても「接木台木」としては既に有望ということになる。ダメならスパータンを接ぐ。暑さや乾燥に強いスパータンができる。

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ビワの実生

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更新をサボりまくりで、画像が溜まっているsweat01

これは確か先月撮った写真。

8年生ビワ(品種不明)の樹の下に群生していた実生をポットに上げた。

これだけのビワを結実まで育成する元気とスペースがないので、両親に引き取ってもらうか、処分か・・・

でも、ビワってリンゴよりは品種改良が進んでいないから、実生でもそれなりの果実が期待できるんだよなぁ・・・うー、悩む。

ご近所の方でこの実生ビワが欲しい方がいれば、あげます(笑)まちがいなくオリジナル品種ですよ。

 

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リンゴ袋

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今シーズンは、リンゴに二重袋を使用することにした。

近所のホームセンターで運よく二重袋が置いてあり、30枚入りを2つゲット。

充分足りるだろうとは思ったが、心配になり、帰ってからリンゴの花芽を数えてみた。

そしたら、屋上の分だけで100オーバー!袋が足らん!?ウレシイ悲鳴とはこのことか?

追加購入決定。

しかし、摘花・摘果・結実不良なども充分考えられ、追加購入するのは「むつ」の分30枚ほどにしたい。「むつ」は外観の美しさが最大の売りなので三重袋を使用しているプロが多いらしいので。

三重袋が30枚だけ買えるかどうかは不明だけどネ。

 

あと、どーでもいい事だが、画像の中の「つるが、ふじなど」とあるが、「つがる」の間違いではないだろうか・・・メーカーに教えてあげたほうがいいのかな。

いや、昔、「備えあればウレシイな」と読んで大恥をかいたモッサンとしては、見て見ぬふりをしてもらった方がありがたい事がわかっているので、そっとしておこう。

万一、「つるが」が実在したら赤っ恥なので(笑)

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