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モッサンの果樹栽培

消失した地味なブログを地味に復旧しています。

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赤星キタ

 

毎度の赤星病が発生した。

午前中で雨があがったので、開花していない樹にジマンダイセンを散布。たぶんこれで「クラゲの足」を見なくて済むハズ。

この赤星病が出ないようにするには、近隣一帯の中間宿主(カイヅカイブキ等)を根絶するか消毒する必要がある。現実的に無理である。

まあ、壊滅的ダメージを受けるような病害ではないので、毎年うまく付き合っていくつもり。

「オレンジの点が葉っぱに出たらジマンダイセン」

ついでに他のいろんな病害も予防してくれるので、いい目安である。
 

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リンゴ観葉植物化

 

接木をした鉢植えリンゴを、室内で育ててみる事にした。

 

リンゴの病害の多くは、雨にあたることによって伝播するので、室内に取り込むことによって、黒星病、赤星病、斑点落葉病などが防げる。

すす病系は、カイガラムシの糞などが原因らしく、これも無縁。

当然室内にカミキリムシなどいるはずもなく、一発クリティカルアウトとも無縁。

 

あとは『日光』だけである。リンゴは特に日当たりを好むので、室内栽培では日照不足にさらされてしまう。

 

そこで、秘密兵器を投入した。



「マイプラント」

赤と青のLEDを照射することにより、日光の代わりとする。

昼の間は点けっ放し。

え?電気代?

何でも、1日点けっぱなしでも数十円だそう。ホントかな?

という事で、何事もやってみなけりゃ分からない。

完全無農薬リンゴ栽培開始である。

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リンゴ開花順

品種によって収穫時期が違うように、開花時期も違うようだ。

晩生種だから遅く咲くとは限らず、早生の「つがる」と晩生の「王林」は蕾の進捗が同じようで、少しびっくりしている。

これは各品種の開花日をメモっといたほうがいいな、と思い、「初開花日」を開花順に載せていくことにした。

鉢植え・花壇植えの違い、市街地・農村地帯の違いで差が出るかもしれないが、授粉の都合もあるし、来年のためにもなるので記録しておく。



第1位:「ヒメリンゴ」(4月22日開花、30センチ鉢)

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去年もやたら開花が早くて授粉が危うかった。今年はエアコン室外機のそばに置いて開花を遅らせようとしたが、暖かくなると暖房を使わないから、ほとんど意味がなかった(笑)

 

 


第2位:「つがる」(4月25日開花、30センチ鉢)

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早生リンゴの代表品種。

やっぱり開花も早い。

 

 


第3位:「王林」(4月25日開花、花壇植え)

         (4月30日開花、秋保町地植え)

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晩生種なのにこの早さ!?

数時間の差で「つがる」に負けました。

市街地と秋保町では5日違うことがわかった。



 


第4位:「むつ」(4月25日開花、花壇植え)

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夕方咲いてました。

 


 

第5位:「あおり11」(4月27日開花、60リットル鉢)

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期待の新品種。

2年生なのに、花芽がいっぱい???

木肌の色が独特。

 


第6位:「あいかの香り」(4月27日開花、花壇植え)

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鬼ウマ品種。

今年は霜降り密を食えるか???

 

 


第7位:「彩香(あおり9)」(4月27日開花、30センチ鉢)

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自動摘果機能搭載品種。

今回はその機能、いりません。

 

 


第8位:「メイポール」(4月28日開花、60リットル鉢)

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キレーなピンク花。

授粉用にと購入したが、今年はこの1ヶ所だけ開花。

 

 


第9位:「北斗」(4月28日開花、花壇植え)

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I LOVE 北斗。

今年は完熟食うぞ!

 

 


第10位:「トキ」(4月28日開花、花壇植え)

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昨秋スーパーのトキを食べてみた。

美味しい品種である。期待大!

 

 


第11位:「ニュージョナゴールド」(4月29日開花、花壇植え)

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ジョナゴールドの枝変わり改良品種。

ジョナ特有の「油浮き」が少ないそうな。

花は2ヶ所のみ。

 


第12位:「宮美ふじ」(4月29日開花、花壇植え)

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ふじの枝変わり。着色容易で外観極上。

らしいが・・・

 

 


第13位:「アルプス乙女」(4月29日開花、秋保町地植え)

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育てやすいミニリンゴ。果実は形と着色がよく、かわいらしい。

意外に食味がよろしい。

今年、花芽付きの鉢植えを購入(反則)

 


第14位:「ぐんま名月」(5月1日開花、60リットル鉢)

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激甘密入り黄色品種。

ブレイク必至。

 

 


第15位:「星の金貨」(5月1日開花、花壇植え)

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これも黄色品種。

花びらが細くて特徴的。

 

 


第16位:「こうたろう」(5月2日開花、60リットル鉢)

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屋上ラスト。

「変わった食味」ということで、

「変な味」でない事を祈る。

 

第17位:「世界一」(5月4日開花、秋保町地植え)

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カミキリ穴2ヶ所と腐らん病にやられながらも、

10箇所以上開花。

「最期のひと花」だったらヤダな・・・

 


第18位:「紅玉」(5月7日開花、秋保町地植え)

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3年生だが今年は5箇所開花

 

 

 


ラスト:「シナノゴールド」(5月8日開花、秋保町地植え)deda9966.jpeg

やはり秋保組は遅い。

こちらも開花少なく、2ヶ所のみ。

 

 



以上、2008年リンゴの開花順でした。

ちなみに、今年花を着けなかった品種は、

「さしゃ」「おいらせ」「あおり12」「あおり16」「千秋」「スターキングデリシャス」

ドンマイだ。

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実生リンゴその後2

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2007年(去年)春に誕生した「ふじ」「王林」「ジョナゴールド」の子供たち。

過保護にしているので生存率は高い。

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この暖かさで蕾にピンク色が見えはじめた。

まだ見ぬ新品種の開花を目前にテンションがあがりまくりである。

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開花コントロール!?


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屋上の鉢植えリンゴ、「あおり16」は葉が出てきたのに「あおり12」は全然動きがない。品種が違うから、と言ってしまえばそれまでだけど、何かおかしい。

コガネムシ検査はしてあるから、根に異常があるとは考えにくい。

よく観察すると、元気がないのは「あおり12」だけでなく、その周辺に置いていた「彩香」「スターキング」もイマイチ・・・・

南側で、日当たりは一番いいはずなのに・・・

・・・ん?南側?

じっさいに「あおり12」を置いてある場所に行ってみると・・・

「さ、寒っ!」

そこは冷風が吹いていたのであった。

犯人は、エアコンの室外機だった。

部屋を暖めれば、当然室外機から冷風が出る。その冷風を浴び続けた「あおり12」と仲間たちは休眠を完全に打破できずにいたんだろうと思う。

ちなみに気温を計ってみると・・・昼なのに7℃。これでは冬眠してしまう。

急いで「屋上のツンドラ」から鉢植えを移動した。

ん?

これって、「ヒメリンゴ」の早すぎる開花を抑えることができるのでは?

さっそく「ヒメリンゴ」を「屋上のアラスカ」へ移動した。

この逆の発想、開花がうまく1週間遅れてくれれば、他品種と足並みが揃う。

結果はあとで

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授粉相性

人工授粉、去年のように開花してから慌てないようにしたい。

今年開花見込みの品種を対象に、どの品種にどの花粉を授粉すれば結実率が高いかを「s遺伝子型」に基づいてメモしておくことにした。

ふじ(s1,s9)

 完全和合=王林、つがる、メイポール

北斗(s1,s7,s9)

 完全和合=メイポールのみ

 不完全和合=王林、あいか、ぐんま名月、こうたろう、つがる、世界一

 (ただし、3倍体で花粉粘性が悪く、この品種の花粉で授粉不能)

むつ(s2,s3,s20)

 完全和合=ふじ、紅玉、アルプス乙女、メイポール

 (ただし、3倍体で花粉粘性が悪く、この品種の花粉で授粉不能)

トキ(不明なので両親のs遺伝子全てを考慮して、s1,s2,s7,s9)

 完全和合=現状メイポールのみ

 不完全和合=あいか、ぐんま名月、こうたろう、つがる、世界一

星の金貨(不明なので両親のs遺伝子全てを考慮して、s1,s2,s9,s28)

 完全和合=つがる、メイポール

(2倍体だけど花粉粘性が悪く、この品種の花粉で授粉不能)

王林(s2,s7)

 完全和合=ふじ、あいか、ぐんま名月、こうたろう、世界一、アルプス、メイポール

 というか、自家結実性が強いので問題なし

あいかの香り(s3,s9)

 完全和合=王林、紅玉、アルプス、メイポール

ぐんま名月(s1,s3)

 完全和合=王林、紅玉、メイポール

ジョナゴールド(s2,s3,s9)

 完全和合=メイポールのみ

 不完全和合=ふじ、トキ、王林、ぐんま名月、こうたろう、つがる、紅玉、アルプス

あおり12(不明で片親のs遺伝子わからず、s7,s20だけメモ)

 和合性特定できないので、s7とs20を持たない品種を授粉する

 たぶん不完全和合=ふじ、あいか、ぐんま名月、こうたろう、世界一、アルプス、メイポール

こうたろう(s1、s3)

 完全和合=王林、紅玉、メイポール

つがる(s3,s7)

 完全和合=ふじ、メイポール

紅玉(s7,s9)

 完全和合=ぐんま名月、こうたろう、メイポール

世界一(s3,s9)

 完全和合=王林、メイポール

アルプス乙女(s1,s9)

 完全和合=王林、つがる、メイポール

メイポール(s10,s16)

 ほぼ全品種と完全和合で自家結実性あり

姫リンゴ(不明・・・だけど自家結実するので問題なし)

 

以上。

授粉樹としてはメイポールが一番重宝するが、何せまだ2年生。今期は1ヶ所しか花芽がない。大事な花粉はジョナゴールドに使う。

赤字が第1候補の授粉樹である。

開花時期がズレた場合は他の候補を授粉すればいい。

来年はメイポール、たくさん開花してほしい。そうすればこんな授粉相性とか考えなくていい。

さあ、ボンボン10本ほど買っておこうdash

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接木にチャレンジ

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初めて「接木」というものをやってみた。

リンゴは、ホームセンターで丸葉台の「つがる」を798円で購入。つがるの部分を3~4芽残してカットし、ジジババ宅に地植えしてある不調のシナノゴールドから枝を取ってきて「切り接ぎ」にした。ビニールの中が「シナノゴールド」。下が「つがる」のアベックフルーツの完成だ。

両者の交配和合性を表すs遺伝子型は、「つがる」が(s3,s7)で「シナノゴールド」が(s1,s3)なので、s3がかぶって「不完全和合」となる。相互に50%の結実率ということになる。


ブルーベリーのほうは、穂木は「スパータン」を切り接ぎした。樹勢が強く、耐寒・耐暑性にメチャ優れる「ブルージェイ」を台木にした。

他にもラビットアイ数種を台木に試していて活着待ち。


接木のポイントは、台木と穂木の「形成層」をピタッと合わせる事。ブルーベリーは細いので、形成層がとても薄く、合わせるのに一苦労である。接木成功率が低いのも頷ける。

何鉢が活着成功するのやら。

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リンゴ袋

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今シーズンは、リンゴに二重袋を使用することにした。

近所のホームセンターで運よく二重袋が置いてあり、30枚入りを2つゲット。

充分足りるだろうとは思ったが、心配になり、帰ってからリンゴの花芽を数えてみた。

そしたら、屋上の分だけで100オーバー!袋が足らん!?ウレシイ悲鳴とはこのことか?

追加購入決定。

しかし、摘花・摘果・結実不良なども充分考えられ、追加購入するのは「むつ」の分30枚ほどにしたい。「むつ」は外観の美しさが最大の売りなので三重袋を使用しているプロが多いらしいので。

三重袋が30枚だけ買えるかどうかは不明だけどネ。

 

あと、どーでもいい事だが、画像の中の「つるが、ふじなど」とあるが、「つがる」の間違いではないだろうか・・・メーカーに教えてあげたほうがいいのかな。

いや、昔、「備えあればウレシイな」と読んで大恥をかいたモッサンとしては、見て見ぬふりをしてもらった方がありがたい事がわかっているので、そっとしておこう。

万一、「つるが」が実在したら赤っ恥なので(笑)

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山形りんごツアー

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またまた隣県山形へ。今回の目的は、主にリンゴの中生品種を獲得すること。実は今、リンゴ専門のHPを作製中なので、そのデータを収集する必要があった。とは建前で、「道の駅」や「サービスエリア」巡りが好きなだけである。

画像のとおり、7種類ゲット!左から「紅玉」「千秋」「レッドゴールド」「陽光」「昂林」「スターキング・デリシャス」「秋陽(山園1号)」である。秋陽は新品種なためか1コ280円した。あこがれの「スターキング」にも会えた。

11月に入ったら、今度は「弘前晩生りんごツアー」に行かなくてはならない。いや行きたい!長野にも行ってみたい。それまでに今回買ってきたリンゴたちを全消費できるかが心配だ。

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