忍者ブログ

モッサンの果樹栽培

消失した地味なブログを地味に復旧しています。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

サン北斗「不自然落果」

829277d0.jpeg 0f9d86de.jpeg

順調に色づき、もう少しで完熟だったのに、「玉回し」を試みて失敗。ポロッと取れてしまったorz

さすが三倍体品種、果実の肥大は良好で450グラム弱あった。

しかし、この品種の特徴である「サビ」「芯カビ」が出ていた。来年の課題である。

残念なことに、果実断面の写真を撮らずに食べちゃった。味のほうは、こないだ台風落果したものとあまり変わらず、渋みが少々。蜜入りは無し。今年も「弘前リンゴ買い漁りツアー」に行って買わなきゃ。

栽培難度と食味が共にS級の「北斗」だが、やりがいもS級である。あきらめません!

拍手[0回]

PR

リンゴ今年の重要病害虫

リンゴを2箇所で栽培している。仙台市街地の屋上と、同じく仙台だけど秋保温泉の近く。

環境が全く違うから、被害を受ける病害虫も違って、おもしろい。おもしろくないけど、おもしろい。

斑点落葉病、黒星病、褐斑病:市街地、秋保とも定期防除でほとんど被害なし。

赤星病:市街地の方で発生。キモイ。多分近くにカイヅカイブキ植栽あり。一方秋保では発生せず。

すす病、輪紋病、炭疽病:確認できず。

腐らん病:市街地ではヒメリンゴのみで他は発生せず。秋保の方が4本中3本が罹病しダメージ大。

アブラムシ、ハダニ:市街地で多く発生。秋保は何故か極少(益虫も多いから?)

カミキリ虫:市街地ではゼロ。秋保で4本中2本が幹に穴を開けられ、残る2本の表皮をかじられた。これもダメージ大。

イモムシ・ケムシ:市街地での被害は少。秋保で色々な種類がとりついて、葉が食われた。蜘蛛やカマキリも多いが捕食しきれないようだ。

ト、言うわけで、市街地特有の赤星病は放っとくしかないけど、秋保の腐らん病とカミキリは捨ておけない。秋保組は毎日観察することが出来ないから、発見も遅れるし、さてどうしましょう。

カミキリ被害については、もう堪忍袋の緒が切れたので「キマモール」を塗布して防除する。殺虫剤散布では防ぎきれない。腐乱対策としては、一旦全員大鉢に退避させ全身洗浄消毒して復活を待つ。あいかの香りだけは(高価なので)市街地へもってくる(笑)空いた土壌も殺菌しつつ1年土づくり。

これでどうだ!今回は写真なしだ!

拍手[0回]

台風一過

3d35ba82.jpeg f114b3de.jpeg

台風9号の風雨でキズあり北斗が2個落果した。まあ大した被害ではなかった。
台風は、東北地方に来る頃には大した勢力をもっていないので、そこは南の国より恵まれている。
よっぽど春の突風の方がすごかった。

で、とりあえず落ちた果実を食べてみることにした。未熟だけど。
割ってみると写真のとおりタネがほとんど入っていなかった。ヒメリンゴでの授粉が不十分だったか、あるいは自家結実か?
そのわりに果実の形がよく、400グラムほどもあった。

お味は、やはり少し渋みはあったけど、すごく甘くておいしい。完熟状態で食べたかった。

夕方には風が落ち着いた。明日は傾いた支柱の立て直しと、殺菌剤の臨時散布しなくては。。。

拍手[0回]

ヒメリンゴ&北斗

ad392506.jpeg b9b51771.jpeg

授粉用に購入したヒメリンゴと、色づいてきた北斗。

ヒメリンゴは、おびただしい数の花を付け、すさまじいほどの幼果の数だったが、気が付くと20個程度残っているだけ。鳥
に食われた形跡もないし摘果もしていないので「自動摘果機能」を搭載しているに違いない。
経済品種では「あおり9」(彩香)が同様の特性を持っていて省力化に貢献する品種らしい。

北斗が着色開始した。写真ではキレイに見えるが実は裏側に大きな傷アリ(カラスの被害)。
キズリンゴは早く着色するってのはホントだ。

拍手[0回]

ハダニ発生

fdbfa6ef.jpeg

晴天続きのある日、ふと葉を裏返すと無数の黒い点が・・・どこから湧いて出てくるのか不思議に思いながらも、殺ダニ剤を散布した。
去年は「むつ」や「北斗」の葉がスカスカにされたけど、今回は早期発見できて良かった。

後日同じ葉を裏返してみたらキレイになってた。ダニの死骸すら無かった。アブラムシと違っていさぎよいね。

拍手[0回]

リンゴたち

3ddadc24.jpeg 843a1319.jpeg

現在のリンゴの様子。

左が北斗、右がふじで今のところ果実はきれいである。

カラスがちょっかい出すので袋は外したままにしてある。

すす病予防に殺菌剤を2週間隔で散布し、ビターピットという果実表面に出る黒いシミを予防するためギ酸カルシウムを散布してきた。これから収穫まで「輪紋病」に注意して予防効果のある薬剤を散布する予定。

今年は薬剤防除を機械的におこなっているが、今年みたいに雨が少なく斑点落葉病などが少ない時は散布する間隔を調整してもいいのかなと思う。今年はカメムシの発生もほとんどなかった。ラクな年かもしれない。

拍手[0回]

王林の実生

CIMG0588.JPG

春に種を蒔いたリンゴの木が順調に育っている。現在は15センチポットに鉢増ししてある。25鉢もあり置き場所確保が大変だけど、結実までは面倒見るつもりである。種からだと結実まで7、8年かかるらしいので、気長に育てようと思う。

拍手[0回]

サン北斗&サンふじ

CIMG0566.JPG
↑ 北斗

CIMG0567.JPG
↑ ふじ

7月10日現在の北斗とふじの果実。ふじの方は、肥大はしてきているものの、まだ小さく上を向いたまま。いくら晩生品種でも遅過ぎかな?冬の剪定で、新梢を切り詰めた先端に花が付いて結実して、花自体がとても小さかったから、大きく熟さないかもしれない。

一方、北斗の場合、全て頂芽に付いた花が結実。花芽も花も大きかった。そして現在は順調そのもの。すでに「紅玉」ぐらいのサイズに肥大している。

冬の剪定時に「有望な花芽」をいかに残せるかが、大きい果実を得るためのポイントだと思った。来シーズンは花数が多くなるだろうから、剪定・摘花時に注意したい。

拍手[0回]

シナノゴールドの腐らん病治療

CIMG0550.JPG CIMG0551.JPG CIMG0552.JPG

シナノゴールドに胴腐らん(多分)が出ていたので、治療してみた。幹を1周していなかったので切断はしなかった。

①罹病箇所と周辺をまず消毒(ベンレート水和剤)

②カッターで病気の表皮を削り取る。表皮の内側まで変色している箇所は、キレイになるまで深く削った(中央画像)リンゴの果実の香りがする。

③再びベンレートで、削った部分を殺菌消毒。

④カルスメイトを塗布して表面保護(右画像)で術式終了。

先日ゴマダラカミキリにかじられた「あいかの香り」もついでにカルスメイトした。
葉っぱの病害虫が少ないから安心していた矢先の思わぬ凶悪病害虫に右往左往した週末だった。
特にカミキリ類は手に負えない。
有効な対策のひとつに「キマモール」という塗布剤があり、幹や枝の表面に塗って、イイ香りを遮断してカミキリをやり過ごすらしい。耐久性が3年ほどあり、伸縮性もあるので樹の太りを妨げないという優れもの。
だが、値段が高くて買う気が起きないので、木工用ボンドを表面に塗ってみようかと考え中。

その前に「シナノゴールド」「あいかの香り」よ、枯れないでくれー!

拍手[0回]

実生リンゴその後

CIMG0494.JPG

ポット上げしてあった「ふじ」「王林」「ジョナゴールド」の実生苗が大きくなってきた。本葉8枚目に突入している。アブラムシに頂芽をやられた苗は腋芽が伸びて2本立ちになっているが、保険の意味で間引きしないでいる。「ふじ」の実生の中に双葉が3枚のものがあって、これも順調に生育中である。「ジョナゴールド」の3番目が枯れてしまった以外は順調、順調。

拍手[0回]

ブログ内検索

忍者アナライズ