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モッサンの果樹栽培

消失した地味なブログを地味に復旧しています。

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サン北斗肥大中

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3個結実したうちの1個を無袋で観察している。すす点病、すす斑病対策にはキャプタン剤など。ビターピットやコルクスポットなどの生理障害対策にはカルシウム剤。共に定期果面散布が必要との事。初めての収穫はキレイなリンゴがいいので、10日間隔ぐらいで散布している。他にも、北斗は「ツル割れ」や「収穫前落果」などの特徴もあって大変そうである。まあ、いろいろ狡い手は考えてあるので、結果は後のお楽しみということで。

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腐らん病治療

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姫りんごに出ていた腐らん病のオペをおこなった。病班が枝の外周を一周していたので「削り取り法」をやっても回復の見込みが薄いから、病気の枝を付け根から切断(ノコギリ使用)、傷口にカルスメイトをたっぷり塗って術式終了。切り取った枝は二次感染防止のため、バーベキューセットで焼却処分した。着いていた幼果数十個も道連れである。生木を投入したため煙がいっぱい出てご近所に迷惑かけたかな?ごめんなさい。

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ドーピング第2弾(BA液剤)

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一昨年食べた「ぐんま名月」が、とってもおいしかったので、苗木を2本も買ってしまって、1本は花壇に、1本を30センチポットに植え付けた。ポットの方にドーピングを施してみた。「ビーエー液剤」である。主幹になる新梢に散布することによって、フェザー(副梢)が盛んに発生するということ。普通2年目に「側枝」として発生する枝を1年目で出してしまう裏ワザで、「サイトカイニン」という植物ホルモンの作用を利用する(細胞拡大、側芽成長)。普通の栽培より早く多収化できるらしい。2本あるからできることである。

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ドーピング(尿素)

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「むつ」の接木部分がずいぶん膨らんできた。穂木に対して台木の樹勢が強いために「台勝ち」が起こっている。穂木が衰弱してもこうなるらしいので、穂木を元気づけるため尿素500倍液を葉の両面に散布した。即効性窒素のドーピングである。実をつけている樹にこれをやると落果したり果実品質が低下したりするらしいが、「むつ」は今年開花しなかったからOKだと思う。ただし7~8月になると来年の花芽を形成するので、その頃までにはなるべく窒素残量ゼロにしたい。窒素過剰だと成長優先になるため花芽を作らない。10日間隔ぐらいの散布が効果的みたいなので、10日でヤク(笑)が切れると推測でき、6月の20日ごろに最終散布をする。

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北斗の幼果


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7ヶ所開花したうち結実したのが3箇所である。他には、ふじが1個結実。トキは残念ながら落花した。もう少ししたら袋かけの時期だが、薬剤と太陽と虫や鳥の視線をいっぱい浴びるサン北斗がいいのか、どれも浴びないけど糖度が劣る有袋北斗がいいのか迷うところである。いずれにしてもここは最低でも防鳥網は必要である。ヒヨドリちゃんの散歩コースだから・・・

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腐らん病?(姫りんご)

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唯一ホームセンターから購入した姫りんごの幹が一部変色して樹皮が剥がれてきた。
色合いからみて腐らん病と推測。
とりあえず他のリンゴたちから隔離し、オーソサイド水和剤を全体に散布した。
治療的効果のある薬剤がなく、患部を削り取ってオイルペーストで養生する処置が一般的らしいので、天気と風の具合をみて手術してみる。
時期的に不適かもしれないけど、休眠期まで待てませーん!

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世界一(復活)

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M26台(丸葉付)の世界一が去年、何者かによって地上50センチ付近の幹外周をきれいに削りとられ、さらに穴をあけられていた。
まるで人間がやったようなキレイな仕事である。
犯人はたぶんカミキリムシ。穴の中に針金を入れて殺虫(したはず)し、念のためスミチオンを中にスプレーでダメ押し(したはず)。

幹の全周が、1cm幅で形成層がない状態だったので、そこより上は枯れるだろうと覚悟していたが、春になると新梢が勢い良く飛び出し、食害部分が修復されかかっている。
笑ったのは、食害部分の上の幹が太くなったこと(画像のとおり)と、切り詰められたとカン違いした「主幹候補」が何本も出てきたこと。芽傷処理に似た効果があり、勉強になった。

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西洋芝でマルチ

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鉢植えのリンゴの株元に、マルチ材として木材チップを使用していたが、在庫が底をつき、また大量に買うのもなんなので、庭の西洋芝を刈ったのを敷きつめてみたが、とてもイイ感じである。
草同士が適当に絡み合って強風でも飛ばないし、水やりが楽(強シャワーで与えても土をえぐることなく、また水も撥ねない)。表面がカピカピに乾いても、中はしっとり乾燥防止に役立っている。
芝が乾燥してどんどん厚さがなくなっていくのが難点だが、マルチが紙みたいに薄くなってもしっかり機能するし、庭の芝刈りは10日に1回するからマルチ材に不足はない。
刈った芝の処理とリンゴのマルチ、2つの問題が一気に解決。
オススメ。

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斑点落葉病(もう?)

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仙台はよく強い風が吹く。
屋上で栽培しているリンゴたちは、いつも風の直撃を喰らっている。
しかも全方位無防備である。最悪なのは、強風と雨のコラボである。
これを喰らうとさすがのリンゴたちも葉に大きなダメージを受ける。
風で葉が擦れて変色し、プラス雨の重さが加わって葉っぱを壊してしまう。
変色した葉は、もう病気の葉と区別がつかないほど汚くなってしまう。
屋上の構造上、頑丈な暴風ネットを設置するのが困難なので、そのうち何かいい方法考えることにする。

そんな中、「トキ」の葉っぱの何枚かに、斑点落葉病らしき病班が出ていた。
南向きの葉にだけ出ており、それには心あたりがあった。実はこの風雨の少し前に、薬剤を散布したのだが、そのとき北からの風が少し強く吹いていて、霧吹きで風上から散布したが風下からはやらなかった。散布者が霧を喰らいたくなかったからである。今日は風のない穏やかな日だったので、専用剤のロブラールをていねいに霧吹きしてやった。

1枚でも多くの健康な葉っぱを、自然落葉まで残すこと。これが基本かつ最重要である。

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リンゴの実生にチャレンジ

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ジフィーセブンの小さいタイプに、リンゴ3種のタネを蒔いてみた。オリジナルのリンゴを食べてみたくて。ジフィーセブンの並びかたが種子親の品種である(O=王林、J=ジョナゴールド、Fu=ふじ)。実生ってなんだか夢があっていいな。甘酸っぱくて蜜が全面に入って硬くてジューシーで保存がきいて病気に強い、そんな子が生まれてほしい。
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同時に、「むつ」の台木(M26の下の丸葉海棠)のヒコバエを手でむしり取ったものをそのまま挿木してみた。根が出てくれれば、将来実生リンゴの台木に使える。おや、北斗の根元にもヒコバエが。こちらはあとで取り木してみることにする。
 

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