消失した地味なブログを地味に復旧しています。
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接木している台木によって花が咲くまでの年数に違いがあるのだろうか。同期の4品種の台木は、
ふじ(JM7台)、北斗(M9ナガノ台)、トキ(M26台)、むつ(M26台)である。
もし、北斗の「M9ナガノ」という台木に特別な早熟性があるのであれば、リンゴ園で品種更新とかで植え替えするとき、早期成園化を見込めるかもしれない。
まあ、耐病性や耐水性、穂木との相性なんかも考慮に入れなきゃならないから、一概に言えないけど、趣味栽培の僕にとっては有難い。
花壇は、高さ40センチ、奥行き60センチで、樹間約1.5メートルである。畑に地植えしたのと違い、果実数をある程度制限してやらないと、味が薄くなったり小玉になったり隔年結果になったりしそうだけど、もし台風の直撃とか食らったら・・・とか考えると、むやみに摘果するのも恐い。
まあ、そんな心配事が発生するのは数年後のことだけどね。せめて枯らさないように面倒見ないと。
2006年春に定植したリンゴは「あいかの香り」「世界一」「紅玉」「シナノゴールド」「ふじ」「むつ」「北斗」「トキ」「王林」の9種類。開花・結実したのは「あいかの香り」と、この「王林」だけだった。幼木のうちから果実をつけさせるのは樹の負担が大きいかな、とは思ったが、結実したのが各1個だけだったし、自家製の果実見たさ・食べたさもあってに摘果はしなかった。鳥や虫から守るために袋かけをしたけれど、袋にスキマができてしまったようで、開けてみたら蜘蛛の寝床になっていた。
おなじみの品種ですね。酸味が殆どなく、甘くて食べやすい。蜜入りは無く、独特のいい芳香がある。昭和の二十年代から愛されつづけている品種で、貯蔵できる期間が長いので、春先まで販売されている。
桃・栗三年というけれど、リンゴは何年で収穫できるかな?気長に考えていたら、数個の花が咲き、その中のひとつが結実したではないか!
写真は2006年10月下旬に収穫した自家製あいかの香り。鳥に食われるのを恐れて早穫りしてしまったためか、小ぶりで蜜入りは全くなかったが、甘みが強くシャキシャキしておいしかった。(写真下ピンボケで申し訳ないです)
この品種はプロが作ると、大玉で甘くて酸味控えめ、加えて霜降り状に蜜が入り、食味は極上とされている。最近は、この品種の将来性を見越し生産農家が増えて、通販や道の駅で買えるようになってきてはいるが、まだあと4~5年はレア品種だな。
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