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モッサンの果樹栽培

消失した地味なブログを地味に復旧しています。

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世界一(復活)

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M26台(丸葉付)の世界一が去年、何者かによって地上50センチ付近の幹外周をきれいに削りとられ、さらに穴をあけられていた。
まるで人間がやったようなキレイな仕事である。
犯人はたぶんカミキリムシ。穴の中に針金を入れて殺虫(したはず)し、念のためスミチオンを中にスプレーでダメ押し(したはず)。

幹の全周が、1cm幅で形成層がない状態だったので、そこより上は枯れるだろうと覚悟していたが、春になると新梢が勢い良く飛び出し、食害部分が修復されかかっている。
笑ったのは、食害部分の上の幹が太くなったこと(画像のとおり)と、切り詰められたとカン違いした「主幹候補」が何本も出てきたこと。芽傷処理に似た効果があり、勉強になった。

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瀬戸ジャイアンツ

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一昨年、岡山から通信販売で瀬戸ジャイアンツの果実を取り寄せ、食べてみたらおいしかったので、昨年国華園から苗木を買った。
買ってからこの品種について調べたら、どうやら施設栽培向きらしい。
ブドウのハウス栽培が単なる雨よけ栽培でいいのであれば、鉢の上に屋根をかければ済むんだけど、防虫とか加温が必要とかなってくるとお手上げである。
とりあえずコンパクトに、あんどん仕立てにして雨だけあたらないようにやってみることにする。
現在全長1.2メートル。今年の目標は「葉っぱを残す」こと。

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西洋芝でマルチ

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鉢植えのリンゴの株元に、マルチ材として木材チップを使用していたが、在庫が底をつき、また大量に買うのもなんなので、庭の西洋芝を刈ったのを敷きつめてみたが、とてもイイ感じである。
草同士が適当に絡み合って強風でも飛ばないし、水やりが楽(強シャワーで与えても土をえぐることなく、また水も撥ねない)。表面がカピカピに乾いても、中はしっとり乾燥防止に役立っている。
芝が乾燥してどんどん厚さがなくなっていくのが難点だが、マルチが紙みたいに薄くなってもしっかり機能するし、庭の芝刈りは10日に1回するからマルチ材に不足はない。
刈った芝の処理とリンゴのマルチ、2つの問題が一気に解決。
オススメ。

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キイチゴ続々開花

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子供の頃、裏山でよく野生のキイチゴを食べた。スグリと同時期だから7月だったと思う(青森の北海道寄りだから遅い)。
赤実と黄実があって、子供ごころに黄実の方がおいしいと思った。

現在は、栽培品種のキイチゴ(ラズベリー、ブラックベリー)を30鉢(!)ほど育てているが、いま食べ比べてみると赤実のほうが好きである。好みが変わったのか、野生種の黄実が異常においしかったのか分からない。
一昨年故郷に帰る機会があり、山を探してみたが、黄実のキイチゴはどこにもなく、検証できなかった。

画像は「ボイセンベリートゲなし」。
この品種に限り、トゲありタイプとトゲなしタイプの2種類あり、トゲありの方が少し大実になる。味もトゲありの方がウマかった気がする。
ものすごく育てやすく、気に入っている。去年はカメムシとの戦いが繰り広げられたが、今年はどうかな?自分が食うものに殺虫剤かけたくないからなあ・・・

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スパータンの花

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おいしくて巨大な果実のスパータン。花の形がズングリしてて特徴的である。画像は3年生樹で、生育状態は良好だが、うちにもう1株ある4年生樹が去年から突然調子を崩して早くに落葉してしまった。植替えしたとき見たけど、根の状態は悪くなかった。原因不明である。この品種は特に土に「ウルサイ」らしく、管理に少々難があるため、土質にウルサクないラビットアイ系品種に接木するのがいいらしい。ただ、ブルーベリーは、リンゴなどの果樹とちがってヒコバエが発生しやすいからそっちの管理はしなくてはならない。

ヒコバエが少なくて、成長速度が速く、多収性になる台木専用ラビットアイ品種を育成するのもいいかもね。成功したら売れるだろうなー。

 

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斑点落葉病(もう?)

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仙台はよく強い風が吹く。
屋上で栽培しているリンゴたちは、いつも風の直撃を喰らっている。
しかも全方位無防備である。最悪なのは、強風と雨のコラボである。
これを喰らうとさすがのリンゴたちも葉に大きなダメージを受ける。
風で葉が擦れて変色し、プラス雨の重さが加わって葉っぱを壊してしまう。
変色した葉は、もう病気の葉と区別がつかないほど汚くなってしまう。
屋上の構造上、頑丈な暴風ネットを設置するのが困難なので、そのうち何かいい方法考えることにする。

そんな中、「トキ」の葉っぱの何枚かに、斑点落葉病らしき病班が出ていた。
南向きの葉にだけ出ており、それには心あたりがあった。実はこの風雨の少し前に、薬剤を散布したのだが、そのとき北からの風が少し強く吹いていて、霧吹きで風上から散布したが風下からはやらなかった。散布者が霧を喰らいたくなかったからである。今日は風のない穏やかな日だったので、専用剤のロブラールをていねいに霧吹きしてやった。

1枚でも多くの健康な葉っぱを、自然落葉まで残すこと。これが基本かつ最重要である。

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リンゴの実生にチャレンジ

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ジフィーセブンの小さいタイプに、リンゴ3種のタネを蒔いてみた。オリジナルのリンゴを食べてみたくて。ジフィーセブンの並びかたが種子親の品種である(O=王林、J=ジョナゴールド、Fu=ふじ)。実生ってなんだか夢があっていいな。甘酸っぱくて蜜が全面に入って硬くてジューシーで保存がきいて病気に強い、そんな子が生まれてほしい。
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同時に、「むつ」の台木(M26の下の丸葉海棠)のヒコバエを手でむしり取ったものをそのまま挿木してみた。根が出てくれれば、将来実生リンゴの台木に使える。おや、北斗の根元にもヒコバエが。こちらはあとで取り木してみることにする。
 

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アスコラ4年生

2004年にニッポン緑産から購入したサジー(別名シーベリー)の「アスコラ」その奥にかくれて見えないのが授粉用雄品種の「ポルミックス」。他には「フルガナ」「シベリアンパイン」があるが、未だ結実を見ていない。何でも成木になると1樹から10kg単位で収穫できるらしく、果実はビタミンA・C・Eが豊富なヘルシーフルーツらしい。グミの仲間なんだけど、果実がかなり小型だから収穫にはてこずりそうである。写真のとおりスギナとドクダミに埋もれても逞しく育っている。樹性強健で、トゲ注意!

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赤星病?


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「むつ」の葉っぱにオレンジ色の点が出ている。
去年はむつと北斗に赤星病が大発生して気色悪かった。
初期症状が同じ感じなので今年もかな?ただ、病班葉の枚数も、葉の状態も1週間前から変化なしなので、先週雨あがりに散布したジマンダイセンのおかげかもしれない。
赤星病は、さび病の一種で周囲にビャクシン類の樹木があると、それを中間宿主として越冬して暖かくなると梨やリンゴに寄生する。毎年行ったり来たりである。
今回このまま悪化しなければ、今年の赤星病防除は成功といえるだろう。
たしか年一回やりすごせばOKらしいから。

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ビワの幼果


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7年生のビワで品種は不明。すでに4メートルの大木になっている。
毎年たくさん収穫できるが、何か味が薄いし実が小さい。
仙台は適地でないからか、実の付けすぎが原因だと思う。
だから今年は半数を摘果してみた。収穫日は7月初めで、梅雨真っ盛り。
日照不足も原因かな?

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