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モッサンの果樹栽培

消失した地味なブログを地味に復旧しています。

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庭の主(秋保)

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画像で伝わりにくいけど、全長1.5メートルはある「シマヘビ」である。あまりに大きいから「青大将」かと思っちゃった。秋保は「仙台市太白区」のイメージとは程遠い「野生の王国(懐かしい)」だ。奥羽山脈の麓だもんな。サル、カモシカ、イノシシ、ツキノワグマなどが比較的普通に出没し、住民は震え上がっている。僕はこれら猛獣系の被害を受けたことがないから、むしろ鳥系・虫系・菌系のほうが恐ろしい。ちなみに僕は比較的ヘビ好きである。だって大切な果樹に無害で、害獣モグラを捕食してくれる「いい者」だから。風貌に難はあるけどね。

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ドーピング第2弾(BA液剤)

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一昨年食べた「ぐんま名月」が、とってもおいしかったので、苗木を2本も買ってしまって、1本は花壇に、1本を30センチポットに植え付けた。ポットの方にドーピングを施してみた。「ビーエー液剤」である。主幹になる新梢に散布することによって、フェザー(副梢)が盛んに発生するということ。普通2年目に「側枝」として発生する枝を1年目で出してしまう裏ワザで、「サイトカイニン」という植物ホルモンの作用を利用する(細胞拡大、側芽成長)。普通の栽培より早く多収化できるらしい。2本あるからできることである。

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ラズベリー摘果

妹から株分けしてもらった、品種不明のトゲなし赤実ラズベリーの摘果を行なった。小果樹だから摘果しなくても大丈らしいけど、20~30パーセントの割合で不良果が発生するので、それを除去するようにしている。収穫しづらいし、食べづらいし、収穫意欲が湧かないからって残しちゃうと灰色カビ病を誘っちゃうしで、いいことなし。花に雨があたると自家受粉がうまくいかなくて不良果になる。雨よけをすれば良果率は格段に上がるけど、個人レベルでそれは大げさ。ちなみに宮城県では、ラズベリー特産地を目指して雨よけ栽培技術を確立、生産農家も増えてるみたい。防腐剤不使用の国産無農薬ラズベリーが乗ったタルトとか、うまそう。

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↑↑ これが良果。当然残す。
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↑↑ 
不良果。速やかに摘み取るべし。その分良果に養分が回って果実が大きくなるかもしれないし、さもなくばサッカー(ひこばえ)が充実するかもしれないし、充実しないかもしれない。

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ドーピング(尿素)

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「むつ」の接木部分がずいぶん膨らんできた。穂木に対して台木の樹勢が強いために「台勝ち」が起こっている。穂木が衰弱してもこうなるらしいので、穂木を元気づけるため尿素500倍液を葉の両面に散布した。即効性窒素のドーピングである。実をつけている樹にこれをやると落果したり果実品質が低下したりするらしいが、「むつ」は今年開花しなかったからOKだと思う。ただし7~8月になると来年の花芽を形成するので、その頃までにはなるべく窒素残量ゼロにしたい。窒素過剰だと成長優先になるため花芽を作らない。10日間隔ぐらいの散布が効果的みたいなので、10日でヤク(笑)が切れると推測でき、6月の20日ごろに最終散布をする。

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北斗の幼果


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7ヶ所開花したうち結実したのが3箇所である。他には、ふじが1個結実。トキは残念ながら落花した。もう少ししたら袋かけの時期だが、薬剤と太陽と虫や鳥の視線をいっぱい浴びるサン北斗がいいのか、どれも浴びないけど糖度が劣る有袋北斗がいいのか迷うところである。いずれにしてもここは最低でも防鳥網は必要である。ヒヨドリちゃんの散歩コースだから・・・

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西洋芝養殖

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これが宮城の米「ササニシキ」では全然なくて、西洋芝である。稲の育苗トレーで順調に生育している。
アタリヤのスーパーグリーンといって「トールフェスキュー」「ケンタッキーブルーグラス」「ペレニアルライグラス」の三種混合で、庭の西洋芝が「ピシウム菌」によって大分痛めつけられたので補修用に育てている。
西洋芝は病害虫防除や刈り込みなど、リンゴ並みに手がかかるが、キレイに維持されるとこれがまた癒し系である。冬でも地上部がグリーンなのがとてもいい。

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エリオット実生No7

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エリオットの実生株のうち、今年開花・結実したのが4株。
このNo7が大実で「まとも」な感じがする。
他の3株は花後に幼果がふくらんでこないので、どうやら野生種に先祖返りしたらしい。
先祖返り組については、「接木台木適性」を調べるため、来期は中性土壌で栽培してみる。
それでダメなら、実生を行なった者の責任で処分する。
みんな去年の暑さや、潅水忘れによる乾燥に耐えて生き残ったかわいいやつらだけど、しかたがない。

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腐らん病?(姫りんご)

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唯一ホームセンターから購入した姫りんごの幹が一部変色して樹皮が剥がれてきた。
色合いからみて腐らん病と推測。
とりあえず他のリンゴたちから隔離し、オーソサイド水和剤を全体に散布した。
治療的効果のある薬剤がなく、患部を削り取ってオイルペーストで養生する処置が一般的らしいので、天気と風の具合をみて手術してみる。
時期的に不適かもしれないけど、休眠期まで待てませーん!

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バラード復活

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カミキリ虫によって大ダメージを受け涅槃を彷徨っていたバラードが復活の兆しをみせている。
直径3センチだった苗が、ごらんの通りマッチ棒レベルまで退化してしまった。
2年ぐらいは樹を育てる必要があるので速効性窒素肥料(尿素)を与えてみた。2ヶ月後にも同じ施肥を予定する。
夏場の施肥は果樹にとって御法度というが、それは花芽形成と果実品質確保のためだから、今回の場合はとにかく樹を大きくするために夏も窒素を与え、二次伸長まで頑張ってもらおう。
頑張ったら、ごほうびに秋肥の尿素をあげよう。

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チャンドラー

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2004年に苗を購入。ニッポン緑産で当時8千円もしたが、どうしても500円玉サイズのブルーベリーを見たくて買ってしまった。
も少し待てばずっと安く買えたのに・・・

樹勢は旺盛で、みるみる幹が太くなっていく。
着果数過多の傾向があり、摘果しなければならないんだけど、半分に減らしてもまだまだ多い気がする。
この着果調整が下手なせいなのか、この2年間まともな果実を生産できていない。
緑色の幼果が、中玉サイズのまま赤っぽくなって熟さずにシーズンオフとなってしまう。
同じ栽培条件で他の品種は問題ないんだけどなあ。

画像は2005年の春に休眠枝を挿木したもので(右)、直径3ミリ、長さ5センチほどの小枝がぐんぐん育って今年初収穫の予定。こちらは果実の肥大が順調で、隣にアーリーブルーが写っているが、その差は歴然である。

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